二日酔いにならない方法はある?
飲み会が多い時期なると不安なのが「二日酔い」になること。
適量なうちは楽しいお酒でも、うっかり量を飲みすぎると次の日は”最悪”の状況になることも。
泥酔するほど飲んでしまったらさすがに二日酔いを回避するのは至難の業ですが、普通に飲み会を楽しんだ翌日に、つらい二日酔いにならない方法はないものでしょうか。
二日酔いとアルコールの適量
二日酔いになる原因でよく言われているのが、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドと言われたり、胃腸の負担が原因だったりと様々ですが、肝心なのはどうしたら二日酔いにならないかにつきます。
二日酔いにならない一番の方法はお酒を飲みすぎず適量に抑えるということですが、では適量とはどのくらいでしょうか?
厚生労働省による飲酒の適量のデータを参考にしますと
- ビール(500ml)
- 清酒(180ml)
- ウイスキー・ブランデー(60ml)
- 焼酎(35度)(70ml)
- ワイン(200ml)
このくらいが飲酒の適量とされています。
これでは飲み会も楽しめないような気がしますが・・・
まあ、正直、量は適量をあまり超えすぎない範囲で努力するとして、大事なのは飲み方を工夫することです。
まず、大事なのは、「お酒を飲みながらできるだけ水分を補給する」ということです。
ただしお茶などのカフェインを含むものは、利尿作用がより強くなるため避けましょう。
二日酔いと酒の種類の関係性
酒の種類によって二日酔いになりやすものとなりにくいものがあるのでしょうか?
人にもよりますが、個人的に「冷酒」は二日酔いになりやすいお酒の代表だと思います。
アルコールが体内で吸収されるのには理由がありそれは、体温と同じ温度になってからなのです。
ですから冷えたお酒を飲んでから酔いがまわるまでには時間差があり、飲みやすいということが、飲酒のペースを上げてしまうという罠があります。
他のお酒(ビールや焼酎の水割り)なども同じことが言えるのですが、日本酒の場合はそれらよりもアルコールの度数が高いのに他のお酒同様に飲みやすいということが二日酔いを促す最大の原因だと思います。
基本的にはお酒の種類と二日酔いが関係あるというより、あくまで飲んだお酒に含まれているアルコールの量と飲酒ペースにに影響されると言えます。
二日酔いの予防に大事な事
二日酔いを予防するには大事なことがあります。
それは「すぐに寝てしまわない」ということです。
休憩を挟むことは大事ですが、飲酒後すぐ寝てしまうことでアルコールの分解が遅くなってしまうからです。
お酒をちょっと飲みすぎたと思ったときはすぐに寝てしまわずに、水をこまめに飲みながら、体内に水分を取り入れましょう。
また、今夜は飲むぞーという時や今夜は飲みすぎたというときには、サプリメントを飲んでおくのも有効です。
まとめ
二日酔いの原因は様々ですが、特にアルコールの分解能力は人によって違いますので、自分の二日酔いにならない適量を知ることが大事になってきます。
またアルコールによって、吸収が低下する栄養素もあり、その中でも亜鉛はアルコール分解酵素の合成に必要な栄養素ですので欠かさないように飲酒の後は補給するようにしましょう。